『カメムシ』は、家の壁や窓、網戸、洗濯物などに突然現れる身近な害虫です。
見た目は小さくても、刺激を受けた時に強い臭いを出すため、苦手な人が多い虫でもあります🐞
「洗濯物にカメムシが付いていた」
「窓のすき間から入ってきた」
「部屋の中で臭いがする」
「毎年秋になると大量に見る」
といった経験がある人も多いのではないでしょうか。
カメムシは人を積極的に刺す虫ではありません。
しかし、家の中へ入ってくる、洗濯物に付く、刺激すると臭いを出す、農作物や果実の汁を吸うなど、生活面でも農業面でも嫌がられやすい存在です。
カメムシは「臭い虫」として知られる不快害虫
カメムシは、独特の臭いで知られる昆虫です。
千葉市では、カメムシについて、農作物や果実を食べる農業害虫として問題になるほか、集団で家の中へ入る、臭い分泌物を出すなどの理由から不快害虫として扱われる場合があると案内しています。※参考:千葉市「カメムシ」
家の中で見つかるカメムシは、室内で自然に発生したというより、外から入り込んだ個体である場合が多くなります。
特に秋は、越冬場所を探すカメムシが家の壁や窓に集まりやすい季節です。
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カメムシの基本情報
カメムシは、カメムシ目に属する昆虫の仲間です。
一般的には「臭い虫」として知られていますが、実際には種類が多く、見た目、色、形、生息場所、食べる植物には大きな違いがあります。
カメムシは植物の汁を吸う虫が多い
カメムシの多くは、植物の汁を吸って生活します。
葉、茎、果実、豆類、樹木、草などに口を差し込み、汁を吸う仕組みを持っています。
徳島県立博物館では、カメムシの仲間について、ストロー状の口を持ち、餌に突き刺して汁を吸う特徴があると解説しています。※参考:徳島県立博物館「よいカメムシ・わるいカメムシ・ただのカメムシ」
この吸汁性の口があるため、農作物や果物に被害を与える種類もいます。
一方で、すべてのカメムシが家の中に入るわけではありません。人の生活圏で嫌がられやすい種類と、畑や山林で主に見られる種類があります。
| 確認ポイント | カメムシの特徴 |
|---|---|
| 分類 | カメムシ目に属する昆虫 |
| 体の形 | 平たく、盾のような形に見える種類が多い |
| 口の特徴 | ストロー状の口で植物の汁などを吸う |
| 主な場所 | 草むら、畑、果樹園、山林、家の壁、窓、網戸 |
| 目立つ時期 | 春から秋。家への侵入は秋に目立ちやすい |
| 主な被害 | 悪臭、洗濯物への付着、屋内侵入、農作物や果実の吸汁被害 |
人を刺す虫ではないが不快感は強い
カメムシは、蚊やノミのように人の血を吸う虫ではありません。
基本的には植物の汁を吸う虫です。
ただし、手でつかむ、潰す、掃除機で吸う、服の中で刺激されるなどの状態になると、臭い分泌物を出す場合があります。
その臭いが手や衣類、カーテン、洗濯物に付くと、なかなか取れにくいと感じる人もいます。
カメムシ被害は、刺される不安よりも「臭い」「見た目」「大量発生」「家に入る不快感」が中心です。
家に出やすいカメムシの種類
カメムシには多くの種類があります。
その中でも、家の壁や窓、洗濯物、網戸などで見かけやすい種類として、クサギカメムシ、マルカメムシ、スコットカメムシ、ツヤアオカメムシ、チャバネアオカメムシなどが知られています。
クサギカメムシは家への侵入でよく知られる
クサギカメムシは、茶色っぽい体をしたカメムシです。
山林や果樹園、住宅地周辺でも見られ、秋になると越冬場所を求めて家の壁や窓に集まる場合があります。
室内で見つかるカメムシとしても知られ、刺激を受けると強い臭いを出します。
家の中で茶色っぽいカメムシを見つけた場合、クサギカメムシの可能性があります。
マルカメムシは丸く小さい姿が特徴
マルカメムシは、丸みのある小さなカメムシです。
クズ、フジ、ハギなど豆科の植物に関係しやすい種類として知られています。
住宅の近くにクズなどの植物が多い場合、マルカメムシが集まりやすくなる場合があります。
体が小さいため、窓のすき間、サッシ、網戸、洗濯物などに付いていても見落としやすい虫です。
スコットカメムシは山ろく地域で目立ちやすい
スコットカメムシは、北海道や山ろく地帯で屋内侵入が話題になりやすいカメムシです。
札幌市では、カメムシについて、山ろく地帯での発生が多く、秋に屋内へ侵入して不快な臭気を放つと案内しています。※参考:札幌市「カメムシ」
森林を背にした家、白い壁の家、窓や換気口のすき間が多い家では、侵入被害を感じやすい場合があります。
「ツヤアオカメムシ」と「チャバネアオカメムシ」は果樹被害でも知られる
「ツヤアオカメムシ」や「チャバネアオカメムシ」は、果樹カメムシ類としても知られています。
農林水産省では、果樹類に被害を与えるカメムシ類として、チャバネアオカメムシ、クサギカメムシ、ツヤアオカメムシを挙げています。※参考:農林水産省「カメムシ類の防除」
これらのカメムシは、山林でスギやヒノキなどの球果を餌に繁殖し、餌が不足すると果樹園へ飛来して果実を吸汁する場合があります。
家の周辺で緑色のカメムシを見かける場合、果樹や街灯、白い壁、窓まわりに集まっている可能性があります。
| 種類 | 特徴 | 見かけやすい場所 |
|---|---|---|
| クサギカメムシ | 茶色っぽい体。家への侵入で知られる | 山林、果樹園、住宅の壁、窓 |
| マルカメムシ | 丸く小さい体。豆科植物に関係しやすい | クズが多い場所、草地、家の周辺 |
| スコットカメムシ | 山ろく地帯で屋内侵入が目立ちやすい | 山林近くの住宅、窓、壁 |
| ツヤアオカメムシ | 緑色で光沢がある。果樹被害にも関係する | 果樹園、山林、街灯周辺 |
| チャバネアオカメムシ | 緑色系の体で果樹への吸汁被害が知られる | 果樹園、山林、家の外灯付近 |
カメムシが家に入る理由
カメムシが家に入る理由は、主に越冬場所を探すためです。
特に秋になると、暖かく、雨風をしのげる場所を求めて、壁、窓、網戸、換気口、屋根裏、サッシのすき間などへ集まります。
秋になると越冬場所を探して家に寄ってくる
カメムシは、寒くなる前に冬を過ごせる場所を探します。
家の壁や窓まわりは、日当たりが良く暖まりやすいため、カメムシが集まりやすい場所です。
特に、山林や草地に近い住宅、果樹園や畑の近く、周囲にクズなどの植物が多い場所では、カメムシの飛来が目立つ場合があります。
家の外壁に何匹も止まっている場合、すでに一部がすき間から中へ入っている可能性もあります。
体が平たいので小さなすき間から入りやすい
カメムシは、体が平たい種類が多い虫です。
そのため、窓枠、網戸のすき間、換気口、エアコン配管のすき間、壁のひび、玄関ドアのすき間などから入り込む場合があります。
札幌市も、カメムシは体が扁平で、窓枠や溝、換気口など、ごく狭い場所からでも侵入できると説明しています。
部屋の中で急にカメムシを見る場合、窓を開けた瞬間に入っただけでなく、サッシ周辺や換気口から少しずつ入り込んでいる可能性があります。
洗濯物に付いたまま室内へ入る場合もある
カメムシは、屋外に干した洗濯物に付く場合があります。
特に白い服、シーツ、タオル、布団カバーなどに付くと見落としやすく、取り込んだ後に部屋の中で動き出すケースがあります。
アース製薬では、カメムシが白や明るい色を好んで寄ってくる傾向があると解説しています。
※参考:アース製薬「カメムシが洗濯物につくのはなぜ?」
秋に洗濯物を取り込む時は、軽く払う、裏側を見る、タオルや袖口を確認するなどの確認が役立ちます。
カメムシが集まりやすい家の特徴

カメムシは、どの家にも同じように集まるわけではありません。
立地、外壁の色、周辺環境、すき間の多さ、窓の向きなどによって、集まりやすさが変わる場合があります。
山林や草地に近い家は飛来しやすい
カメムシは、草むら、山林、畑、果樹園などで生活します。
家の裏が山、近くに空き地や草地がある、果樹園や畑が近い、河川敷が近いといった環境では、カメムシが家の周辺へ飛んでくる可能性があります。
カメムシは家の中で突然生まれる虫ではありません。
外から飛来し、壁や窓に止まり、すき間から入り込む流れが多くなります。
白い壁や明るい色の洗濯物に寄る場合がある
カメムシは、白っぽい壁や明るい色の洗濯物に集まる場合があります。
日当たりの良い白い外壁、明るいベランダ、白いシーツ、タオル、ワイシャツなどは、カメムシが付いていても発見が遅れる場合があります。
特に秋の晴れた日には、壁や窓、ベランダまわりに集まる姿が目立ちやすくなります。
| 集まりやすい条件 | 理由 |
|---|---|
| 山林や草地が近い | カメムシの生息場所が近い |
| 果樹園や畑が近い | 餌になる植物や果実がある |
| 白い外壁 | 日当たりが良く、虫が集まりやすい場合がある |
| 窓や換気口にすき間がある | 平たい体で入り込みやすい |
| 洗濯物を外干ししている | 服やタオルに付いたまま室内へ入る場合がある |
| 夜に外灯をつけている | 種類によって光に寄る場合がある |
カメムシの強い臭いの正体
カメムシの臭いは、敵から身を守るための分泌物によるものです。
人が触る、潰す、服の中で圧迫される、掃除機で吸い込むなどの刺激を受けた時に、強い臭いを出す場合があります。
臭いは防御のために出す分泌物
カメムシは、敵から身を守るために臭い分泌物を出します。
千葉市は、カメムシが独特の臭いを持った揮発性の強い油状物質を分泌すると説明しています。
この分泌物が手、服、壁、カーテン、洗濯物などに付くと、臭いが残りやすくなります。
カメムシを見つけた時に手でつかんだり、潰したりすると、強い臭いが広がる場合があります。
カメムシ臭は複数成分が混ざった臭い
カメムシの臭いは、単一の成分だけでできているわけではありません。
J-STAGE掲載の「カメムシの化学生態学」では、カメムシ臭として知られる成分に、(E)-2-hexenal、(E)-2-octenal、(E)-2-decenalなどのアルデヒド類があると解説されています。
※参考:J-STAGE「カメムシの化学生態学」
人によっては、青臭い、パクチーに似ている、きゅうりのようだ、薬品のようだと感じる場合があります。
臭いの感じ方には個人差があり、少しでも強く不快に感じる人もいます。
カメムシによる主な被害

カメムシの被害は、家の中での不快感と農作物への影響に分けて考えると分かりやすくなります。
住宅では、
⇒ 臭い、洗濯物への付着、屋内侵入
農業では、
⇒ 果実や作物の汁を吸われる被害
これらが主な悩みや問題になります。
家では臭いと大量侵入が問題になりやすい
住宅で多いのは、カメムシが壁や窓に集まる、洗濯物に付く、室内へ入る、刺激した時に臭いを出す被害です。
1匹だけでも嫌な臭いを出す場合がありますが、数が多いと生活上のストレスが大きくなります。
特に、寝室、リビング、浴室、洗面所、カーテン裏、照明周辺で見つかると、不快感が強くなります。
| 住宅での被害 | 内容 |
|---|---|
| 悪臭 | 刺激した時に強い臭いを出す |
| 洗濯物への付着 | 衣類やタオルに付いたまま室内へ入る |
| 屋内侵入 | 窓枠、換気口、網戸のすき間などから入る |
| 大量発生感 | 外壁や窓に集まり、不快感が強まる |
| 心理的ストレス | 部屋に虫がいる不安、臭いへの抵抗感が出る |
畑や果樹園では吸汁被害が出る
カメムシは、果実や農作物の汁を吸う種類がいます。
果実を吸汁されると、落果、変形、品質低下などにつながる場合があります。
家庭菜園でも、豆類、野菜、果樹などにカメムシが集まる場面があります。
家庭内では不快害虫、農業では農業害虫として見られるのがカメムシの特徴です。
カメムシが多くなる時期
カメムシは、春から秋にかけて見かけやすい虫です。
特に家への侵入が目立つのは、秋から初冬にかけてです。
春は越冬明けのカメムシが動き出す
春になると、冬を越したカメムシが外へ出て活動を始めます。
餌になる植物を探して飛び立つため、壁や窓、ベランダ、庭先で見かける場合があります。
千葉市では、4〜6月頃は越冬したカメムシが餌となる植物を求めて飛び立つ時期と案内しています。
秋は越冬場所を探して家に入りやすい
秋になると、カメムシは冬を過ごす場所を探して移動します。
9〜11月頃には、越冬場所を求めて集団移動するため、家の壁や窓、網戸に集まりやすくなります。
晴れて暖かい日、日当たりの良い壁、山林や草地に近い家では、特に目立つ場合があります。
この時期に室内でカメムシを見る場合、外から入り込んだ個体が部屋の暖かさで動き出している可能性もあります。
| 時期 | カメムシの動き |
|---|---|
| 春 | 越冬明けの個体が外へ出て植物を探す |
| 夏 | 草地、畑、果樹園などで活動する |
| 秋 | 越冬場所を探して家の壁や窓に集まりやすい |
| 冬 | すき間や屋内でじっとしている場合がある |
カメムシと間違えやすい虫
カメムシは見た目に特徴がありますが、ほかの虫と間違われる場合もあります。
特に、コガネムシ、テントウムシ、ハムシ、ゴミムシ、クサカゲロウなどと混同される場合があります。
平たい体と臭いの有無が見分ける手がかり
カメムシは、盾のような平たい形に見える種類が多いです。
背中がやや五角形に見える種類もあり、歩く時はゆっくりしている印象があります。
コガネムシやハムシは丸みのある甲虫で、カメムシのような臭い分泌物を強く出す印象とは違います。
ただし、小さい虫を一瞬見ただけで断定するのは難しいです。
| 虫の種類 | カメムシとの違い |
|---|---|
| コガネムシ | 丸みのある硬い体で、甲虫らしい見た目 |
| テントウムシ | 丸く小さく、赤や黒の模様が目立つ種類が多い |
| ハムシ | 植物に付く小型甲虫で、体型が丸い種類が多い |
| ゴミムシ | 地面を歩く甲虫で、カメムシより細長い種類が多い |
| クサカゲロウ | 薄い羽と細い体が特徴で、カメムシとは形が違う |
臭いだけで種類までは断定しにくい
カメムシの臭いは特徴的ですが、臭いだけで種類まで見分けるのは難しいです。
クサギカメムシ、マルカメムシ、スコットカメムシなど、家で見かけやすい種類はいくつかあります。
種類を見分ける時は、色、体の形、大きさ、見つかった場所、時期を合わせて見る必要があります。
カメムシを見つけた時に避けたい行動
カメムシを見つけた時に最も避けたいのは、強く刺激する行動です。
臭いを出された後では、手、服、部屋に臭いが残りやすくなります。
素手でつかまない
カメムシを素手でつかむと、臭い分泌物が手に付く場合があります。手に臭いが付くと、水で洗っただけでは取れにくいと感じる人もいます。
また、虫が苦手な人ほど焦って強くつかみやすく、かえって臭いを出される流れになりがちです。
室内で潰さない
室内でカメムシを潰すと、臭いが広がる場合があります。
床、壁、カーテン、家具、服に臭いが残ると、後の処理が大変です。
見つけた時は、強く押しつぶさず刺激を少なくして外へ逃がすか、処理方法を慎重に選ぶ必要があります。
掃除機で吸う場合も臭いに注意する
カメムシを掃除機で吸うと、掃除機の中で臭いを出す場合があります。
その臭いが排気口から広がったり、掃除機内部に残ったりする可能性があります。
大量に吸い込むと不快感が強まるため、安易に掃除機で対応しない方が安心です。
カメムシが室内で見つかりやすい場所
カメムシは、家の中に入ると明るい場所や暖かい場所へ移動する場合があります。
また、カーテン裏や窓枠、照明周辺などでじっとしている場合もあります。
窓まわりやカーテン裏に隠れやすい
カメムシは、窓や網戸のすき間から入り込む場合があります。
そのため、室内では窓枠、サッシ、カーテン裏、ブラインド、網戸付近で見つかりやすくなります。
秋から冬にかけて、窓を開けていないのに部屋でカメムシを見る場合は、サッシや換気口付近を確認してください。
照明まわりで見つかる場合もある
カメムシの種類によっては、光に寄る場合があります。
夜に外灯をつけている、玄関灯が明るい、ベランダに照明がある、窓から室内の光が漏れている場合、外から寄ってくる可能性があります。
室内に入った後も、照明近くの壁や天井で見つかる場面があります。
| 室内で見つかりやすい場所 | 理由 |
|---|---|
| 窓枠 | すき間から侵入しやすい |
| カーテン裏 | 暗くて隠れやすい |
| 照明周辺 | 光に寄る種類がいる |
| 洗濯物 | 外干し中に付いたまま室内へ入る |
| 換気口まわり | 小さなすき間から入り込む場合がある |
| 天井や壁 | 室内に入った後に移動して止まる |
カメムシは放置しても大丈夫なのか
カメムシは人を吸血する虫ではないため、蚊やノミのような刺され被害とは性質が違います。
しかし、室内に入った個体を放置すると、臭い、心理的な不快感、洗濯物への付着などの問題が続く場合があります。
1匹だけでも臭いを出す場合がある
カメムシは1匹だけでも、刺激を受ければ臭いを出す場合があります。
カーテンを開けた時、服を着た時、床に落ちた個体を踏んだ時、掃除中に触れた時などに臭いが広がる可能性があります。
室内で見つけた場合は、なるべく刺激せず、早めに対応した方が不快感を減らしやすくなります。
毎年大量に出る家は侵入経路を疑う
毎年同じ時期に大量に出る場合、家の周辺環境や侵入経路に原因があるかもしれません。
窓のすき間、網戸のゆがみ、換気口、外壁のひび、エアコン配管まわり、屋根裏へのすき間などを確認してください。
周囲に山林、草地、果樹、クズなどがある場合は、外からの飛来そのものを完全に避けるのは難しくなります。
業者相談を検討したい状態
カメムシは屋外に広く生息する虫のため、周辺環境から完全に消すのは現実的ではありません。
ただし、家の中へ何度も入る、大量に壁へ集まる、臭い被害が続く場合は、侵入経路や家まわりの状態を確認する意味があります。
家の中に何度も入る場合は相談対象になる
カメムシが1匹だけ入った場合と、毎日のように見つかる場合では状況が違います。
・窓を閉めていても室内で見つかる
・カーテン裏に何匹もいる
・屋根裏や換気口周辺から出てくる
・洗濯物以外の経路が疑われる
これらの場合は、専門業者への相談も選択肢です。
室内侵入が続く時は、外壁や窓まわり、換気口、屋根裏、床下付近など、建物側のすき間を見てもらう流れになります。
高額請求トラブルには注意する
害虫駆除を依頼する場合は、料金と作業範囲を事前に確認してください。
国民生活センターは、害虫・害獣駆除サービスで、広告の安い料金を見て依頼した後に高額請求された相談があるとして注意喚起しています。
※参考:国民生活センター「作業後に高額請求する害虫駆除業者に注意」
カメムシ被害で相談する時は、出張費、見積もり費、キャンセル料、作業範囲、追加料金の有無を確認してください。
見積書があいまい、作業前に総額を示さない、強引に契約を迫る業者には注意が必要です。
よくある質問

カメムシは、臭い、見た目、大量発生で不安になりやすい害虫です。
家の中やベランダで見つけた時によくある疑問を解説します。
Q1. カメムシは人を刺しますか?
A. 基本的に人を吸血する虫ではありません。
カメムシの多くは植物の汁を吸う虫です。蚊やノミのように人の血を吸う害虫ではありません。ただし、刺激すると臭い分泌物を出すため、素手でつかんだり潰したりしない方が安心です。
Q2. カメムシはなぜ家に入ってくるのですか?
A. 秋に越冬場所を探して家へ寄ってくる場合が多いです。
日当たりの良い壁、窓、網戸、換気口、屋根裏、サッシのすき間などから入り込む場合があります。山林や草地、畑、果樹園に近い家では、飛来が目立ちやすくなります。
Q3. カメムシの臭いは何のために出すのですか?
A. 敵から身を守るための防御反応です。
カメムシは刺激を受けると、強い臭いのある分泌物を出す場合があります。手でつかむ、潰す、掃除機で吸う、服の中で圧迫するなどの行動で臭いが出やすくなります。
Q4. 洗濯物にカメムシが付く理由は何ですか?
A. 外干し中の服やタオルに飛来して、そのまま付く場合があります。
特に秋の晴れた日、白い洗濯物、明るい色の布、日当たりの良いベランダでは見つかる場合があります。取り込む前に軽く払ったり、裏側を確認したりすると気づきやすくなります。
Q5. カメムシは冬でも部屋に出ますか?
A. 出る場合があります。
秋に家のすき間へ入り込んだ個体が、暖房の影響などで冬でも動き出す場合があります。冬の室内で見つかった場合、外から新しく入ったというより、家のすき間で越冬していた個体かもしれません。
まとめ
カメムシは、植物の汁を吸う昆虫で、種類によって家の中へ入ったり、農作物や果実へ被害を与えたりする害虫です。
住宅では、強い臭い、洗濯物への付着、窓や網戸からの侵入、大量発生の不快感が主な問題になります。
一方で、農業では果実や作物の吸汁被害が問題になりやすく、果樹カメムシ類として注意される種類もあります。
カメムシの正体は「臭いを出す吸汁性の昆虫」と考えると分かりやすい
カメムシは、ストロー状の口で植物の汁を吸います。
刺激を受けると臭い分泌物を出すため、家の中で見つけた時は素手でつかんだり潰したりしない方が安心です。
クサギカメムシ、マルカメムシ、スコットカメムシ、ツヤアオカメムシ、チャバネアオカメムシなど、種類によって見た目や出やすい場所も違います。
秋に家へ入る理由は越冬場所を探しているため
カメムシが家に入る主な理由は、寒さを避けて越冬場所を探すためです。
窓枠、サッシ、網戸、換気口、外壁のすき間などから入り込み、室内で見つかる場合があります。
洗濯物に付いたまま入る場合もあるため、秋の外干しでは取り込む前の確認が役立ちます。
毎年大量に出る場合は、周辺環境だけでなく、家のすき間や侵入経路も疑ってみてください🐞
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